「劇場版ファイナルファンタジーXIV光のお父さん」評価

映像

「劇場版 ファイナルファンタズィーXIV 光のお父さん」を鑑賞。
くすくす笑って楽しく鑑賞していたのに、気がづくと、涙がぼろぼろと勝手に落ちて止まらなくなっていました。

あらすじ

アキオの父は仕事人間でアキオが子供の頃から出張ばかりでほとんど家にいない。父との思い出といえば、かつて一緒に遊んだゲーム「ファイナルファンタジーⅢ」だけ。そんな父が専務昇格を目前にして突然会社を辞めて戻って来た。
いったい何があったのか?
何も語らない父。
ある日、アキオはプレイ中のオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」内の仲間に言われた一言をキッカケに、一つの計画を思いつく。
「父をファイナルファンタジーXIVの世界に誘って一緒に冒険しよう。ゲームの中なら本音を話してくれるに違いない」と。
退職祝いと称して「ファイナルファンタジーXIV」をプレゼントする。最初は取り合わなかった父だが「ファイナルファンタジーⅩⅣ」を始めることに。
ゲーム内で正体を隠し父に近づくアキオ。やがてフレンドになり、共に冒険をすすめていくうちに父のもう一つの姿を目にする。しだいにお互いの距離が近づいていく中、アキオは最強の敵を倒した時、正体を明かすことを決意する。しかし…

見どころ

一応主役はアキオなんですが、本当の主役はアキオの父の暁です。

ゲームに熱中していくに従い、徐々に変わっていく姿を見せる(というか本当の姿を見せはじめる)お父さん。

最初はぎこちなかったのに、いつの間にかアキオや助けてくれる仲間に溶け込んで?
いや、浮きまくって??

想像してみてください。
普段、口数が少なかったり、真面目一筋で、一言も冗談を言わない人がいたとします。

そんな人に「これはリンゴですか?」と質問したら、
突然、「そうだぴょ〜ん」と返事が返ってきたことを。

周りからすれば、「・・・」なんですが、
当の本人は、どうにかして助けてくれる仲間達に溶け込もうと、真面目に一生懸命に考えた答えが「そうだぴょ〜ん」だったわけで、、

面白く、でもどこか微笑ましい。

そんな感じのエピソードが立て続けに展開され、楽しく笑ってみていたはずなのに..

ある事件をきっかけに、冒頭の謎が明らかになります。そして、

笑いで満たされていた映画館のスクリーンは、いつの間にか、父の家族への思いでいっぱいに満たされ、やがて最大の強敵に挑む父の姿は、タイトルとおり神々しいまでの光をまとい、映画を鑑賞する人すべてを涙の世界へ誘います。

評価

5点満点中5点

文句のつけようがありません。

特に、かつて光の戦士であったお父さん世代には、懐かしさと、年を重ねたからこそわかる血の繋がりの重さに、共感すること間違いなしの映画に仕上がっています。

あまり上映している映画館がないのが残念ですが、近くにあったら足を運んで欲しいと思います。

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